スペイン1部レアル・マドリードで主将を務める同国代表DFセルヒオラモス(34)が、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに移籍する可能性が高くなった。

 Sラモスは6日に左ヒザ半月板の手術を受けて長期離脱が決まったが、ピッチ外ではその去就に注目が集まっている。今季限りで契約が切れるためRマドリードと契約延長交渉を続ける一方で、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)とマンチェスターUが獲得に乗り出している。

 そうした中、スペインの移籍専門メディア「トードフィチャージェ」は「ラモスが来週、マンチェスターUと契約を結ぶ」と報道。Rマドリード側がSラモスの求める昇給に消極的なため移籍へ傾き、獲得に動いていた両クラブのうち「彼の運命はプレミアにあるようだ」とイングランド行きを決断した模様だ。

 そして、兄で代理人を務めるルネラモス氏が「来週英国を訪れ、レッドデビルズ(マンチェスターUの愛称)と契約条件を詰める」と来週に正式交渉し、早ければその場で基本合意する方向だ。

「ラモスはPSGのオプションも高く評価しているが、プレミアリーグでのプレーを試してみたいという彼の願望が決定に影響を与えている」と同メディアは両者の〝相思相愛〟ぶりを強調。スペインのレジェンドにとって初挑戦となるプレミアリーグでのプレーに注目が集まる。