スペイン1部レアル・マドリードが、Bチームにあたるカスティーリャから大量6選手の抜擢を決定した。

 チームは現在ベルギー代表FWエデン・アザール(30)ら負傷者が続出しており、戦力が手薄になっている。そこでジネディーヌ・ジダン監督(48)は下部組織から有望株の登用を検討していたが、8日の練習から6選手がトップチームの練習に参加することになった。

 Rマドリード専門メディア「インフィニットマドリード」は「カスティーリャの6人の選手が、トップチームの選手と今日一緒にトレーニングする見込みだ。FWマービン・パーク、DFビクトル・チュスト、DFミゲル・グティエレス、MFアリバス、MFアントニオ・ブランコ、FWウーゴ・バレホが、今日のセッションに参加する予定だ」と報じた。

 いずれもBチームで主力を形成しており、元スペイン代表のレジェンドであるラウル・ゴンザレス監督(43)が才能を認めた逸材。トップチームデビューへ期待が高まっているMF中井卓大(17)はこの日の練習参加は見送られたが、ジダン監督とラウル監督は今後U―19チームやU―18チームからの登用も順次検討しており、積極登用の動きが本格化してきたことで中井への注目も集まりそうだ。