スペイン1部ヘタフェの日本代表MF久保建英(19)は6日、セビリア戦で先発したが、味方に退場者が出たため、後半途中に交代した。試合は0―3で敗れた。

 4試合連続先発となったが、存在感を示せないまま時間だけが過ぎていくと、後半7分にDFデコナン・ジェネが相手選手の足を踏みつけて一発退場。DFを欠く状況となり、久保は同14分に交代した。結局この日も新天地初ゴールは挙げられなかった。

 スペイン紙「アス」は「前半はよく動いて、連係面もスムーズにいっていたが、後半は守備のサポートが欠けていた。ジェネが退場処分を受けた後に交代した」との寸評を掲載。また同国紙「マルカ」の採点(3が満点)では、久保ら12選手が1点の評価で、退場したジェネら2選手が0点だった。

 久保は次節(9日)に保有元であるレアル・マドリードとの一戦を控えるが、インパクトを残すことができるか。