ギリシャ1部PAOKの元日本代表MF香川真司(31)が、自身のブログにアップした動画で、新天地での決意を語った。

 香川はAELラリッサとのギリシャ杯6回戦第2戦(3日=日本時間4日)の後半18分から途中出場して新天地デビュー。約5か月半ぶりの公式戦ながら鋭い動きを見せ、2―1の勝利に貢献した。

 その翌日に更新したブログでは「今回の決断に至るまでいろいろ悩み、考えたが、決断は満足いくものだと思っている。自分の想像以上に腹が据わっている。これから始まるチャレンジは、前だけを見て戦っていきたい」と力を込めた。

 続けて「欧州で10年やってたくさんの経験をし、この半年はチームがない中で練習をしてきた。いろいろなことに向き合い考える時間になり、自分の思いはより強くなった。言葉で言うのは簡単なので、そういう思いをこれからの自分のプレー、グラウンドの上で証明して見せていきたい」。香川が示した強烈な覚悟が、ギリシャでの挑戦を成功へと導くに違いない。