スペイン1部レアル・マドリードの同国代表DFセルヒオラモスが中国クラブからのオファーを拒否したと、同国メディア「ディフェンサ・セントラル」が伝えた。

 今夏でRマドリードと契約満了となるセルヒオラモスは、クラブから2年延長の年俸10%ダウンとなる1080万ユーロ(約13億6000万円)の最終オファーを受けているが、いまだ合意に達しておらず、フリーでの移籍が濃厚となっている。欧州各紙によると、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド入りが有力視されるという。

 そんな中、同メディアは「34歳のセルヒオラモスはスタジアムで最高のバージョンを維持し、世界中のいくつかのクラブの関心を呼び起こしました。中国からかなりの金額のオファーを受け取りましたが、彼はそれに対して『ノー』と答えました」と報道。チーム名は明らかにしていないものの、20億円超の年俸も期待できる中国行きには関心はなさそうだ。

 また、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンもセルヒオラモスの獲得に興味を示していないと伝えており、かねて高額オファーを提示しているというフランス1部パリ・サンジェルマン入りが「現時点で最有力」と伝えている。Rマドリード残留の可能性も含め、まだまだその動向から目が離せないようだ。