ギリシャ3部AEPコザニは、元日本代表FW森本貴幸(32)が退団すると発表した。

 森本は昨年10月にJ2福岡(当時)との契約を解除。AEPコザニに加入したが、新型コロナウイルスの影響でリーグ戦は開催されないままの状態が続き、結局公式戦のピッチに立つことはなかった。

 クラブ公式サイトでは「ギリシャでは(公式戦が行えるか)不確実な状況で、1月31日には海外への移籍期限を迎える。そのため森本は他の国でチームを探すことにした」と説明した。

 さらにクラブの声明では「リーグ戦で彼がユニホームを着てゴールを決めるのを見たかったので残念。ただ、彼がすぐに我々のもとへ戻ってくることを願っています」と伝えた。最後に日本語で「タカ、また会おう!」とつづって別れを惜しんだ。

 今後、J1最年少ゴール記録(15歳11か月28日)を持つストライカーはどこへ向かうのか。