やはり本命はパリ行きなのか。スペイン紙「ムンドデポルティボ」は26日、同国1部バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)が、家族でフランス語を勉強していると報じた。

 同紙は、フランス人記者のジェフロイ・ガレティエ氏が「メッシとその家族、彼の妻と子供たちはフランス語を学んでいる」と明かした上で「彼がマンチェスター・シティーとサインをするつもりなら、フランス語を学ぶでしょうか。意味はありません。非常に信頼できる情報源からの情報です」と語ったと報じた。

 今夏にバルセロナと契約満了となり、移籍金なしで他クラブ入りができるメッシは、今夏の去就について試合に集中するため、シーズン中は封印していることを語っているが、かねて豊富な資金力を誇るイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーかフランス1部パリ・サンジェルマンへの移籍がささやかれている。

 そんな中、パリSGのレオナルド・スポーツディレクター(51)がメッシの獲得を示唆する発言をし、同クラブ所属でアルゼンチン代表MFレアンドロ・パルデス(26)が「パリSGはメッシを説得しようとしている」とコメントするなど、スター獲得に向けてクラブ側は積極的に動いている様子がうかがえる。

 メッシがフランス語を勉強しているとなれば、やはりパリSG入りを視野に入れているということか。今後の動向が注目されそうだ。