スペイン1部レアル・マドリードの同国代表DFセルヒオラモス(34)が破格オファーでフランス1部パリサンジェルマン(PSG)行きを決断か。

 今季限りで契約が切れるラモスを巡っては、Rマドリードによる残留交渉に加えて、PSG、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティー、リバプールなどが獲得に乗り出し争奪戦が過熱している。

 そうした中、スペインのラジオ局「オンダセロ」が「ラモスはPSGから年俸1500万ユーロ(約19億円)を受け、それを喜んで受け入れるつもりだ。Rマドリードはそれに匹敵する条件を出せない」と報じ、ラモスが残留交渉を打ち切ってPSG入団の意思を固めたという。

 ラモスの現在の年俸は1200万ユーロ(約15億円)とみられているが、ベテランの域に達している年齢もありRマドリード側は年俸増額に消極的。そうした状況でPSGが25%増となる破格の条件を提示し、一気に決着をつけた模様だ。

 プレミアリーグの2チームもマネーゲームには付き合わない方針で、スペインのレジェンドのPSG入りが濃厚となってきた。