スペイン1部ヘタフェの日本代表MF久保建英(19)と新天地で同僚となったMFマルク・ククレリャ(22)の知られざる〝絆〟が明らかになった。

 久保が新天地で先発デビューを飾った20日のウエスカ戦では、ククレリャと息の合ったプレーを見せて攻撃をけん引。ともに名門バルセロナの下部組織出身という共通点のある2人だが、ククレリャの〝久保愛〟は同僚となる前からだった。

 新型コロナ禍でリーグが中断した昨年3月に多くの選手が「#TeamHomeChallenge」を動画で投稿。これは自身がベストイレブンを選んだうえで、その選手たちを日用品に例えるという企画だった。

 そこでククレリャは、ヘタフェで久保と同じタイミングで同僚となったMFカルレス・アレニャ(23)や、当時レアル・ソシエダードだったMFマルティン・ウーデゴール(22=レアル・マドリード)ら若手のタレントを選出し、当時下位のマジョルカでプレーしていた久保も2トップの一角で指名していたのだ。

 ちなみに久保のことを日用品でバケツに例えており、プレーや潜在能力の懐の深さを表現しているのかもしれない。〝クボマニア〟の同僚と運命の出会いを果たし、新天地で名コンビとなりそうだ。