18日に37歳の誕生日を迎えたドイツ1部Eフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠が主将に就任する可能性はあるのか――。

 チームで主将を務めていたDFダビド・アブラーム(34)が前節のシャルケ戦で引退。気になる次期主将についてアディ・ヒュッター監督(50)は、クラブ公式サイトで「夏までは、主将を完全に決めることはないだろう。私たちはこれから数週間、落ち着いて状況を見ることになる。長谷部やMFセバスティアン・ローデ、GKケビン・トラップ、DFマルティン・ヒンターエッガーなど何人かの候補はいる」と語った。

 特に長谷部への評価は高く「長谷部はいいワインのような選手。足が止まらないし、判断スピードの衰えなど感じ取ることがない。今でも絶対的なトッププレーヤーだよ。彼は時間を100%を体の回復のために費やし、生活もそれに合わせている」と脱帽した。

 契約の延長については「タイミングが来たら長谷部と話し合う」と話すにとどめたが「試合でもMFとして素晴らしい印象を与えている」と絶賛しているだけに、再び〝主将・長谷部〟の姿が見られるかもしれない。