17日(日本時間18日)のスペインスーパーカップ決勝でバルセロナFWリオネル・メッシ(33)が延長後半終了間際に初の一発退場処分を受けた件について、被害者となったビルバオFWアシエル・ビリャリブレ(23)が問題のシーンを振り返った。

 スペイン紙「アス」のインタビューに応じたビリャリブレは「彼は明らかに僕に攻撃をしてきたと思う。彼が前に進めないように体を入れたが、彼は怒り出した。そして顔に手を入れてきた」と〝ラリアート〟を受けた経緯を説明。さらにビデオアシスタントレフェリー(VAR)検証を行った主審から「無意識ならあんな行為はしない」と説明を受けたことも明らかにした。

 ビリャリブレは途中出場ながら、1―2で迎えた後半アディショナルタイムに起死回生の同点弾を決め、番狂わせの立役者にもなった。「本当に幸せだ。僕らはタイトルにふさわしいチームだ。あきらめなかったことが重要だった」。メッシの歴史的退場の被害者として注目を浴びることになったが、それ以上にチームのタイトル獲得を喜んだ。