スペイン1部バルセロナの負債が仰天の1000億円超えとなりそうだ。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて経営面で深刻な打撃を受けているバルセロナ。英紙「サン」が負債額の見込みが拡大している状況を報じた。

「バルセロナの負債は、驚異的とも言える10億ポンド(約1400億円)に近づく。FWリオネル・メッシ(33)の将来は疑わしい」と同紙。その詳細を「彼らの金融危機は、コロナウイルスの影響を受けて劇的に深まった。選手が賃金の70%を削減せざるを得なかったにもかかわらず、クラブはさらに4億4300万ポンド(630億円)の負債を開示した。ただ、この数字には3億6300万ポンド(515億円)の想定外の赤字が含まれていない」と説明した。

 新型コロナ禍の深刻化で放映権やスポンサー料、入場料収入などあらゆる面で打撃を受けており、負債額が想定より拡大する事態となっている。

 そして「今年3億7500万ポンド(532億円)前後を返済しなければ、倒産するリスクがある」と今後は厳しい経営を強いられるとした。

 まさに火の車で、今夏で契約が切れるメッシとの残留交渉にも影響必至。世界屈指の名門が窮地に追い込まれている。