ヘタフェMF久保建英 新天地での今後を左右する〝もう一人のキーマン〟

2021年01月13日 05時15分

トーゴ代表DFジェネ・ダコナム(ロイター)

 スペイン1部ヘタフェで上々のデビューを飾った日本代表MF久保建英(19)には、その成功を左右する〝もう一人のキーマン〟がいる。

 同1部ビリャレアルから移籍した久保は11日のエルチェ戦で途中出場し2得点にからむ活躍を見せ、新天地で幸先の良いスタートを切った。今後は半年間で結果を求められるためどれだけ早くチームに順応できるかがポイントになってくるが、そこは昨季マジョルカで同僚だったFWクチョ・エルナンデス(21)が心強い味方になりそう。さらに、ヘタフェで最も重要人物と目されているのがトーゴ代表DFジェネ・ダコナム(29)だ。

「実力とリーダーシップを兼ね備えている選手で、(ホセ)ボルダラス監督(56)の考え方も一番理解している。そういった選手と関係を築くことが重要になるのでは」と欧州事情に詳しいJクラブ強化担当者は指摘。ジェネは身体能力と技術を高いレベルで持ち合わせているスペインリーグでも屈指のDFだ。実直で明るい性格からチーム内でも求心力が強く、主将を任されている。その実力はイングランド・プレミアリーグのアーセナルをはじめビッグクラブも獲得を狙うほどで、小規模クラブのヘタフェにあってチームメートから一目置かれる存在だ。

 ボルダラス監督にとってはヘタフェだけでなく以前率いたアルコルコン時代から共闘する〝秘蔵っ子〟で、最も信頼を置いている。ヘタフェでMF柴崎岳(28=レガネス)、ベルギー1部シントトロイデデンでFW小野裕二(28=G大阪)とプレーしており、日本人選手とのコミュニケーションにも慣れている。ヘタフェのリーダーとの関係構築が、新天地での今後を左右しそうだ。