ドイツ1部ビーレフェルトの日本代表FW堂安律(22)が異国の地で存在感を示している。

 10日のヘルタ戦に先発出場した堂安は、果敢に相手ゴールへ迫る。後半11分にロングシュートを放つと、同25分には中央から左足を振り抜いた。ボールはポストに嫌われ今季3点目とはならなかったが、チームは同19分にMFラインホルト・ヤボ(28)が決めた得点を最後まで守り抜き、1―0で勝利を収めた。

 堂安の積極的な姿勢は、リーグ公式サイトも高評価。プレーヤー・オブ・ザ・ゲームに選出され、公式サイトは「ビーレフェルトの12本の枠内シュートのうち6本(5本のシュート、1本のパス)に関与して、チームトップの74回もボールに触れている。また、タックル数も両チームで2番目の40回だった」と伝えた。

 その上で、後半25分のシュートシーンについて「目立っていた堂安は、追加点を奪うために動いていた。そして、素晴らしい動きの中であのシュートを放った」と絶賛した。

 ドイツ1年目ながら、好プレーを続けている堂安。次はゴールでアピールしたいところだ。