ストライカーの現在地は――。ドイツ1部ブレーメンの日本代表FW大迫勇也(30)について、フロリアン・コーフェルト監督(38)が語った。

 今季の大迫は不振にあえいでおり、リーグ11試合(先発6試合)で無得点。レバークーゼン戦(9日)は、11試合ぶりに招集メンバーから外れていた。

 そんな中、ドイツメディア「ダイヒ・シュトゥーベ」は「ウニオン・ベルリン戦(2日)でのパフォーマンスが最悪だった」と、メンバーから外れた理由を指摘。しかし、指揮官は同紙に「大迫と非常によく話をした。その後、私たちは彼の頭を休ませる必要があるという意見で一致した。みんなが悪いパフォーマンスをしているのに、それを大迫のせいにするのはよくない。すべての責任を大迫に押しつけるのは不公平だ。だから、私は大迫をとても大切にしている」と口にした。

 その上で「どんな場合でも大迫を落とすことはない。大迫は今後、数週間のトレーニングで自信を取り戻し、来週の今ごろか、2~3週間後には再びチームの主力候補になるだろう」とエールを送った。

 指揮官の期待通り、再び輝きを取り戻すことはできるだろうか。