スペイン1部バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)が〝イニエスタのクローン〟の登場で大逆転残留へと傾くか。

 今季限りでバルセロナとの契約が切れるメッシを巡ってはイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーとフランス1部パリ・サンジェルマンが獲得へ向けて動きを活発化させているが、にわかに残留の目が出てきた。

 英紙「サン」が「〝MFアンドレス・イニエスタ(36=神戸)のクローン〟のMFペドリ(18)のおかげで、メッシがマンチェスターCをあしらい、バルセロナ残留を確信することになるかもしれない」と報じた。

 ペドリは昨年11月に18歳を迎えたばかりだが今季大ブレーク。変幻自在のパスやドリブル突破、シュート力も兼ね備えており名門の攻撃陣で中心的役割を果たしている。そのプレースタイルが、かつて黄金時代を築いたイニエスタに例えられることも多く「彼の驚くべきサッカーIQは、メッシと調和しているように見える」と同紙。相性抜群だった盟友の再来とも呼べるスター候補が誕生したことで、今後メッシが息長くプレーすることを見据えたときにバルセロナに残留する大きなモチベーションになるというわけだ。

 名門にすい星のごとく出現した次世代スターが、メッシ残留の切り札になるのか。