スペイン1部ビリャレアルからヘタフェへの移籍が決定的と言われながら、交渉がまとまらない日本代表MF久保建英(19)について、ヘタフェのアンヘル・トーレス会長は7日、スペイン有力紙「マルカ」のインタビューに応じ「時間の問題」と見解を示した。

 ビリャレアルではリーグ戦3試合連続で出番がない久保は、5日のスペイン国王杯2回戦のサモラ戦もベンチ外。ヘタフェへの移籍が濃厚と言われながらも、レンタル元のレアル・マドリードへのレンタル料の支払いなどの交渉が詰め切れず、いまだに正式発表には至っていない。

 それでもトーレス会長は「我々はレアル・マドリードと接触している。交渉がまとまれば彼(久保)は来る。問題はない。あとは時間の問題だ」と楽観的。「移籍を妨げるものは何もない。何より、彼はプレーをしたがっている。あと数日待ってみよう」と〝日本の至宝〟の加入を心待ちにしている様子だ。