イングランド・プレミアリーグの強豪リバプールが攻撃陣の大改革計画をスタートし、日本代表MF南野拓実(25)の去就にも影響必至だ。

 リバプールは〝新銀河系軍団〟の構築へ向けてフランス代表FWキリアン・エムバペ(22=パリ・サンジェルマン)やノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20=ドルトムント)といった大物ストライカーの獲得に動いているが、さらなる補強プランが明らかになった。

 英紙「サン」は、プレミアリーグのライバルであるマンチェスター・ユナイテッドが狙うオーストリア1部ザルツブルクのザンビア代表FWパトソン・ダカ(22)の獲得に乗り出したと報道。さらに同「ミラー」は、アーセナルの生え抜きで〝怪物〟と称されるFWフォラリン・バログン(19)が契約延長を拒否して「リバプールがフリーでサプライズ契約を結ぶ可能性がある」と報じた。

 2人とも抜群の身体能力とテクニックを併せ持ち、ビッグクラブが狙う超逸材。リバプールはエースのFWモハメド・サラー(28)の退団が浮上する中、来季に向け攻撃陣を大幅刷新する動きを明確に打ち出してきた。

 そうした中で、同「デーリー・スター」は「リバプールがFWジェルダン・シャキリ(29)の移籍を決定した」と伝えた。シャキリは主に途中交代カードとして起用され、南野と〝同格〟とみられていた。すでに構想外となっているFWディボック・オリギ(25)に続いてリストラが本格的に始まったとみられ、南野にとっても人ごとではない。

 残留のためには、残りシーズンでインパクトのある活躍が求められそうだ。