イングランド・プレミアリーグのトットナムは所属する韓国代表FW孫興民(ソン・フンミン=29)の流出を阻止するため、契約延長交渉を再開させるようだ。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、昨年から交渉はストップしている中、英メディアは、交渉が再開される可能性があると指摘。スペイン1部レアル・マドリードが孫に関心を示していることから、早急に契約延長を実現させたいという。英紙「テレグラフ」は「25%の増額で同意する見込み」とし、現在の週給14万ポンド(約1900万円)、年俸728万ポンド(約10億2000万円)から、週給20万ポンド(約2800万円)の年俸1040万ポンド(約14億5000万円)なるという。

 現行の契約期間は2023年6月末までとなっている、Rマドリード以外にもマンチェスター・シティーが孫に関心を持っていると報じられていることも、契約更新を急ぐ理由と報じている。

「アジア最高のストライカー」と言われる孫は今季のリーグ16試合で12得点をマークし、得点ランキング2位に付けている。