ビッグクラブ間で争奪戦が展開されているフランス1部パリ・サンジェルマンの同国代表FWキリアン・エムバペ(22)が、バスケットボール界のスーパースターの後押しでイングランド・プレミアリーグのリバプール入りが噂されている。
エムバペを巡ってはスペイン1部レアル・マドリードが争奪戦で一歩リードとみられているが、リバプールは〝切り札〟を準備しているという。
英紙「デーリースター」は「リバプールはNBAのスーパースター、レブロン・ジェームズ(36=レイカーズ)がクラブの一部を所有していることにより、Rマドリードに先駆けてエムバペと契約できる可能性がある」と報じた。
ジェームズはバスケットボール界で世界最高の選手として君臨し続ける大スターだが、なぜエムバペの去就に関係があるのか。
「ジェームズとムバッペは最近、ナイキの広告キャンペーンでSNS上で彼らのプロフィール写真としてお互いの写真を使用した。NBAスターは2011年にレッズ(リバプール)の2%の株式を取得しており、エムバペとの親密な関係がリバプール入りを後押しするだろう」と同紙は指摘。
2人はともにナイキ社と契約しており、それをキッカケにして親交を深めている。競技こそ違うが頂点を極めたアスリートとして尊敬するジェームズに誘われたら、エムバペがリバプール入りに傾くというわけだ。
さらに「リバプールは、ナイキがキットスポンサーであることも後押しとなり、動きを容易にするだろう」。リバプールも今季からオフィシャルサプライヤーとしてナイキ社と契約しており、それらの関係が総合的にエムバペ
獲得へプラス材料となるという。
大物ストライカーを巡って様々な駆け引きが展開されそうだ