日本代表MF久保建英(19)の獲得が秒読み段階とされるスペイン1部ヘタフェは6日、同バルセロナからMFカルレス・アレニャ(23)を期限付きで獲得したと公式ホームページで発表した。

 今季バルセロナでロナルド・クーマン監督(57)の構想から外れたアレニャは、公式戦5試合出場にとどまっており、後半戦に向けて移籍を決断。同じく移籍を志願し、ヘタフェ加入が間近と言われる〝バルセロナ出身〟久保との競演も期待されている。

 そんな中、地元メディア「ディフェンサ・セントラル」は「ヘタフェはすでに久保効果を実感している。より多くのフォロワーとユニホームのリクエスト」との見出しを付けて報道。記事では「久保のサポーターはすでにヘタフェのアカウントをフォローし、ユニホーム購入を求めている」とし、正式決定前から大きな反響があるようだ。

 同メディアは「日本人選手はビリャレアルからの退団を決め、今週中にヘタフェの選手になる。交渉は長引くこともあるが、近いうちに合意することになる」と秒読み段階であることを強調していた。