J1神戸が、ブラジル1部フラメンゴFWリンコウン(20)の獲得に乗り出していると、地元メディア「UOL」が報じた。

 フラメンゴの下部組織出身で16歳ながらプロリーグデビュー。次世代エース候補とされ、欧州ビッグクラブが興味を示していたものの、今季はフラメンゴのトップチームで定位置を確保できなかったため、海外移籍を模索。すでに多くのクラブが熱視線を注いでいる中、神戸は完全買い取りオプション付きで12月末までのレンタル移籍を提案している。

 UOLは、J1神戸について、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)が所属することから「スターがプレーするクラブ」と紹介。その上で「アジアのチームは移籍の決定を急いでおり、フラメンゴからの前向きな返答を待っている。クラブ側も退団を妨げることはしていない」と伝えている。

 また、同メディアによると、神戸以外に米メジャーリーグサッカー(MLS)のシンシナティもレンタルでの獲得を目指して、リンコウンにオファーを提示しているという。果たして神戸はブラジル人ストライカー獲得できるか。