ベルギー1部シントトロイデンのFW鈴木優磨(24)が、日本代表FW鈴木武蔵(26)の所属するベールスホット戦で決勝弾を決め、1―0で勝利を収めた。

 勢いが止まらない。開幕から19試合連続先発中の鈴木優は前半41分、FWコリーディオ(20)が右サイドから供給したクロスを頭で合わせ、3試合連続のゴールをネットに突き刺した。

 鈴木優は試合後、クラブの公式ユーチューブで「コリーがいいファーストタッチをしたので、いいボールが来るかなと思った。チームがいい状況で勝てているので、それが自分の点につながっているだけ」と謙遜しながらも「内容的には今日が一番よくなかったが、今このチームに必要なことは内容が悪い中でも勝つこと」とホッとした表情を見せた。

 この日で年内ラストゲームが終了。2021年に向けて「一回間が空くので、ここでリフレッシュして、またいい形で折り返せるように頑張ります」と決意を述べた。

 また、シントトロイデンの日本代表GKシュミット・ダニエル(28)は10試合連続でフル出場し、無失点に抑えた。ベールスホットの鈴木武は8試合連続で先発したが、無得点に終わった。