スペイン1部レアル・マドリードが〝銀河系軍団〟の復活へ超大物のダブル獲りを画策している。

 2018年に絶対的エースだったFWクリスチアーノ・ロナウド(35=ユベントス)が退団し、近年は目立った大物の補強は行っていないRマドリード。しかし来夏は一転して、ド派手な大型補強に動きそうだ。

 英スポーツ専門テレビ局「スカイ」が「Rマドリードは来季、FWアーリング・ハーランド(20=ドルトムント)とFWキリアン・エムバペ(22=パリサンジェルマン)を獲得するだろう」と報じ、来夏に向けて強力ストライカーコンビの両獲りを計画しているというのだ。

 これまでも2人はRマドリードからの関心が取りざたされていたが、あくまでもどちらかを獲得するというのが前提だった。しかし、今季は欧州チャンピオンズリーグの1次リーグで苦戦し一時は敗退危機に陥るなどチーム状態は不安定。リーグ戦は2位と優勝争いに加わっているが、かつての圧倒的な存在感を取り戻すべく去就が最も注目されるスターコンビを両方手に入れようというわけだ。

 近年は育成に力を入れて若手の登用に積極的だったRマドリードだが、再び大物路線へとかじを切るのか注目が集まる。