英で新型コロナ変異種の感染が拡大 プレミアリーグ延期の可能性

2020年12月21日 14時18分

ジョンソン首相も新型コロナウイルス変異種への警鐘を鳴らしている(ロイター)

 英国で新型コロナウイルスの変異種による感染が急拡大し、イングランド・プレミアリーグも中断する可能性が出てきた。

 英政府は20日、新型コロナ変異種による感染の深刻化を受け、ロンドンを含むイングランド地方南東部で規制を強化し、不要不急の外出を禁じる都市封鎖(ロックダウン)に踏み切った。

 ボリス・ジョンソン首相(56)は会見で「変異種によって感染者が急増している。従来のウイルスよりも最大で70%、感染しやすい可能性がある」と変異種の脅威を強調。都市封鎖は当面2週間の予定だが、今後の感染状況で対象地域の追加や期間延長の可能性もある。さらに変異種拡大を受けてオランダは英国からの航空便到着を一時禁止に。フランスやドイツも同様の措置を検討しており、さながら〝英国封鎖〟の様相を呈してきた。

 こうした事態を受け、英紙「テレグラフ」は「新型コロナ変異種の拡大により、プレミアリーグが延期されそうだ」と報道。イングランド北西部保健局の元責任者であるジョン・アシュトン医師による変異種の危険性の見解を示しながら、クリスマスから年始にかけてプレミアリーグや他のプロスポーツの開催を一時中断して日程延期の可能性があると指摘した。

 変異種はようやく一部地域で接種が始まった新型コロナワクチンが効かないことも考えられ、感染が拡大すれば世界中が大混乱に陥る危険性も。プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表MF南野拓実(25)への影響も気がかりだ。