イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表MF南野拓実(25)は、19日のクリスタルパレス戦でもベンチスタートとなりそうだ。

 前節トットナム戦から中2日で迎える過密日程のため、その試合で出場がなかった南野の先発抜擢への期待も高まっていたが、英紙「ガーディアン」はクリスタルパレス戦のメンバー予想で南野はスタメンに入らず控えメンバーとした。

 依然としてユルゲン・クロップ監督(53)からの信頼をつかみきれていない中、チーム内で気になる動きが出てきた。

 英紙「リバプールエコー」が、来年1月の移籍市場でFWディボック・オリギ(25)が同リーグのウルバーハンプトンに移籍する可能性を報道。攻撃陣を巡る補強の動きが活発化してきた。

 オリギは南野とともにチーム内で「厳しい立場」として移籍が取りざたされてきた選手で、放出に向けた動向は南野にとっても他人事ではない。

 出場機会増が予想されていた12月の過密日程でもなかなか出場時間を伸ばせていない中、少ないチャンスで結果を求められそうだ。