ベルギー1部シントトロイデンは2日、元オーストラリア代表DFのケビン・マスカット監督(47)との契約を解除したと発表した。今季就任し、ここまで2勝5分け7敗で位と低迷。1日のムスクロン戦もFW鈴木優磨(24)、FW中村敬斗(20)がゴールを決めたが、2―3で敗れた。後任は未定で、セカンドチームのウィルケル氏が暫定的に指揮を執る。

 立石敬之CEOは公式サイト上で「現在の16位という状況をふまえ、チームが自信を取り戻すためにも、早い段階で修正すべきであると考え、苦渋の決断ではありましたが、今回マスカット監督と契約を解除する決断をいたしました」と理由を説明した。

 シントトロイデンには鈴木、中村以外にも日本代表GKシュミット・ダニエル(28)、MF伊藤達哉(23)、DF松原后(24)の合計5人の日本人選手が在籍している。