欧州の冬の移籍市場を目前にして、スペイン紙「ムンドデポルティーボ」がMF久保建英(19=ビリャレアル)のスペイン1部ベティスへの移籍を予想した。

 来年1月の移籍市場のオープンが迫ってきたタイミングで同紙は1日に最新の移籍動向を特集。その中で、リーグ戦での出場機会が少なく他クラブへの〝再レンタル〟も取りざたされる久保について取り上げた。

「久保はビリャレアルを去るために思いを巡らせる。冬の移籍市場が近くに開き、レアル・マドリードが所有する久保は今季レンタルされているビリャレアルを離れることを検討する」と同紙は指摘したうえで、その移籍先についても言及。

「ベティスは久保とビリャレアルで起きているすべてに非常に気を配っている。(ウナイ)エメリ監督のチームで出場機会がなく、彼がより目立てる別のチームを探す可能性がある」と最近急浮上してきたベティスが獲得に動く可能性が高いと報じた。

 ベティスは名将マヌエル・ペレグリーニ監督(67)が久保を高く評価しているとされ、攻撃的サッカーもフィットするとみられている。現在15位と苦戦を強いられているだけに、チーム再建の切り札として久保獲得への本気度も高そうだ。