マラドーナ氏の遺体写真を巡り急展開 元妻が訴訟準備進める

2020年11月29日 20時51分

マラドーナ氏の死去でアルゼンチン中が悲しんでいる(ロイター)

 ドロ沼化が止まらない。25日にサッカー元アルゼンチン代表ディエゴ・マラドーナ氏(享年60)が死去したことに関して、元妻クラウディア・ヴィラファニェ氏が訴訟の構えを見せている。

 事の発端は、葬儀関係者が同氏の遺体と一緒に映った写真をインターネット上に拡散。批判の声が相次ぎ、殺害予告まで飛び出した。そんな中、アルゼンチン紙「ラ・ナシオン」は元妻のヴィラファニェ氏が「こんなことがあってはいけない」と激怒したと伝えている。

 それらの世論を受け、写真を撮った人物は謝罪。警察も本格的に捜査へ乗り出した。

 アルゼンチン紙「クロニカ」は、元妻の弁護士を務めるフェルナンド・ブルランド氏が「家族全員に与えた汚く、価値のない、不誠実な扱いは許しがたい。SNSのティックトック、フェイスブック、ツイッターは敵だ」と話していると報じた。

 さらに、同紙によるとブルランド氏は「誰もがショックを受ける写真を掲示することで、無神経と無礼という病的な作業に加担してしまうのは職業的な限界を表わしている」と指摘し「家族に大きな痛みが生じている」と非難した。

 その上で「検索エンジンのグーグルやSNSのティックトック、フェイスブック、ツイッターよ、準備をしておきなさい」と語気を強めた。

 実際に裁判となれば、事態の収束まで時間を要する可能性もあるだけに、波紋はまだまだ広がりそうだ。

【関連記事】