ブラジル1部ボタフォゴの元日本代表MF本田圭佑(34)が28日、自身のツイッターを更新し、退団を示唆した。

 クラブ側は、27日にラモン・ディアス監督(61)らの退団を発表。本田が移籍した今年2月以降だけで監督更迭は4人目となるなど、ビジョンが統一されておらず、リーグ戦でも降格圏の19位と低迷している。

 この深刻な状況を踏まえてか、英語で「信じられない」と投稿。続けて「数日で納得してもらえなければ、私はチームを出て行こうと思い始めている」と複雑な心境を明かした。

 すると、OBであるドゥドゥ・セアレンセ氏(37)がツイッターで「本田選手申し訳ないです。でも、クラブが必要としている時に、なぜ辞めようと思ったのですか?去ることが最善の方法ではありません。考えてみてください、あなたならできるはずです」と引き留め。サポーターからも残留を願う声が相次いでいる。

 かねて東京五輪出場を目指している本田だが、ここに来て再び暗雲が垂れ込めてきた。挑戦者は果たしてどんな決断を下すのか――。