ビリャレアル・久保 移籍加速か 現地紙「去ることを検討するだろう」

2020年11月27日 17時38分

適正ポジションが得られない久保(ロイター)

 スペイン1部ビリャレアルのMF久保建英(19)は苦境脱出の糸口は見えず今冬の移籍話が加速しそうだ。

 26日の欧州リーグ(EL)1次リーグのマカビ・テルアビブ(イスラエル)戦で先発した久保は左サイドで後半18分までプレーしたがノーゴールで失点にも絡むなど精彩を欠いた。

 チームも終盤に追いつかれて1―1のドローに終わったこともあり、現地メディアでは厳しい評価も見られたが、ここで浮き彫りになったのが久保の苦しい現状だ。

 この日は苦手とする左サイドで先発したが、やはり本来の輝きを見せられず、スペイン紙「アス」も「左サイドで輝けなかった」と指摘するなど改めて適正ポジションではないことがはっきりした。

 久保が本来得意とする2列目のトップ下を配置しないビリャレアルの戦術で生き残るためには右サイドでプレーしたいところだが、そこにはエースのFWジェラール・モレノ(28)やビッグクラブも注目する逸材のFWサムエル・チュクウェゼ(21)がおり出場機会を得るのは難しい。まさに八方塞がりの窮状だ。

 そうした事情からスペイン紙「ムンドデポルティーボ」は「現実は、久保にとってシーズン開始前に想定されていたチャンスがあてはまらない」としたうえで「近く冬に移籍市場が開かれる中で、レアル・マドリードが所有する久保は、今シーズンにローン移籍しているビリャレアルを去ることを検討するだろう」と今冬に移籍する可能性が高まっているとの見解を示した。

 ビリャレアルでの状況が短期間で大きく変わることは考えにくく、久保は決断を迫られそうだ。