スペイン1部バルセロナは22日、24日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ、ディナモ・キエフ(ウクライナ)戦の遠征メンバーを発表。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)が外れた。

 ウクライナへ遠征する19人の中にエースの名前はなかった。ロナルド・クーマン監督(57)は、同じく遠征メンバーに入らなかったオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング(23)も含めて「休養が必要だ」と説明した。

 リーグ戦では12位に沈む一方で、CLは開幕3連勝でディナモ・キエフ戦に勝てば、決勝トーナメント進出が決まる。メッシの力が必要なのはまだ先ということなのかもしれない。

 ただ11月の代表活動を終えてスペインに戻った空港で、メッシは「何でもかんでも自分のせいにされてしまう。もう疲れたよ」と吐き捨てていたばかり。

 チームメートのフランス代表FWアントワヌ・グリーズマン(29)の元代理人が「バルセロナはメッシが全てを支配している。まるで恐怖政治だ」と語ったことを受けてのコメントだが、このタイミングでの遠征メンバー外は、あらぬ臆測を呼びかねない。