FWエムバペ VAR判定でハットならず 圧勝ムード一転パリSGまさかの逆転負け 

2020年11月21日 13時41分

エムバペ(ロイター)

 フランス1部リーグ第11節、首位パリ・サンジェルマンは敵地でモナコに2―3と逆転負けを喫した。首位こそ守ったものの、2位に浮上したモナコに勝ち点4差まで詰められた。

 良くも悪くも主役はフランス代表FWキリアン・エムバペ(21)だった。前半25分にMFアンヘル・ディマリア(32)のスルーパスに抜け出すと、GKとの1対1も難なく制して先制ゴール。同37分にはPKを決めた。同44分にもゴールネットを揺らして前半だけでハットトリック達成かと思われたが、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)の検証の結果、直前のプレーがオフサイドと判定されて、ゴールは取り消された。

 2―0で後半に突入したものの、「2点差は危険なスコア」というサッカーの格言にハマったかのように、後半はモナコの分厚い攻撃に防戦一方となった。7分にFWケビン・フォラント(28)にゴールを奪われ1点差に迫られると、ブラジル代表を途中離脱していたFWネイマール(28)を投入。だが流れは変わらず、20分にはMFセスク・ファブレガス(33)の抜け出しから再びフォラントに決められて追いつかれた。

 そして39分、DFアブドゥ・ディアロ(24)が自陣でボールを失い、カットしたフォラントをペナルティーエリア内で倒して、PKを献上。これをセスクに決められてリードを許した。ディアロはVAR検証の結果、得点機会阻止で一発退場。PSGに反撃する力は残っておらず、そのまま敗戦のホイッスルを聞いた。

 これでPSGは3敗目で、早くも昨季の負け数に並んだ。エムバペの〝3点目〟が幻となっていなければ圧勝もあり得たところだが、これもサッカー。そのエムバペには冬の移籍市場でのリバプール(イングランド)入りの話も出ており、昨季の欧州チャンピオンズリーグ準Vチームの周辺はまだまだ騒がしい。