スペイン1部バルセロナのフランス代表FWアントワヌ・グリーズマン(29)が、思わぬとばっちりを受けた。

 キッカケは、グリーズマンの代理人が、スペイン1部バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)について、フランスメディア「フランスフットボール」に「本人は問題ないと言っているが、アントワヌは、メッシがすべてを支配しているクラブに移籍してしまった。それは、まるで恐怖政治だ」などとコメントした。

 その後、メッシはアルゼンチン代表の活動を終えてスペインに戻って来た際、報道陣に空港で「何でもかんでも自分のせいにされてしまう。もう疲れたよ」と吐き捨てた。

 そんな状況に一部サポーターが過敏に反応。グリーズマンがクラブの練習から車で移動する際、複数の若者が、車に近寄り「メッシは尊敬されるべきだ!」と叫んでいたという。

 グリーズマンは若者を見向きもせずに去っていったが、鳴り物入りで加入した昨季から期待外れに終わっているだけに、その辺りにも不満が高まっており、圧倒的な結果で周囲を黙らせるしかなさそうだ。