オーストリアに遠征中のサッカー韓国代表は17日(日本時間18日)、カタール代表に2―1で競り勝った。試合は韓国代表史上最速記録となる開始16秒でFW黄喜燦(24=ライプチヒ)が先制。その後カタールに同点とされるも、前半36分にJ1G大阪でプレーしていたFW黄儀助(28=ボルドー)が勝ち越し弾を決め、そのまま勝利した。地元メディアによると、韓国代表は国際Aマッチ通算500勝を達成したという。

 韓国は14日の国際親善試合メキシコ戦前に、選手6人とスタッフ2人が新型コロナウイルスに感染していることが判明。試合開催が危ぶまれたが、選手19人で試合に臨んでおり、カタール戦でも限られた選手数で試合を戦った。

 また、地元メディアによると、ウイルスに感染した選手、スタッフらはホテルに隔離されているが、韓国サッカー協会は、専用のチャーター機を準備し、感染者を移動させる予定という。他の選手は定期便でそれぞれのクラブへ戻るが、エースFW孫興民(28)は所属するイングランド・プレミアリーグのトットナムが用意するチャーター機で移動する。