イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・シティーが世界屈指のストライカー争奪戦に参戦する。

 米メディア「ESPN」は、マンチェスターCが今季限りで契約満了となるアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ(32)の「後継者を探している」とし、イタリア1部インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(23)とドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)を獲得候補としてリストアップしていると報じた。

 日本代表MF南野拓実(25=現リバプール)とオーストリア1部ザルツブルクでチームメートだったハーランドは、世界中のビッグクラブが獲得をもくろんでいる逸材。中でもスペイン1部レアル・マドリードやイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは熱心でかねて獲得への興味を隠さなず、移籍市場をにぎわせている。

 いずれのチームも資金力には定評があり、最低でも1億ユーロ(約123億円)と言われる移籍金について不安はないものの、争奪戦となれば、さらに移籍金が高騰するのは避けられない。同メディアは「シティーは今後数年間リードするのに最適なプレーヤーとみなしている」とし、資金を出し惜しみしないとみられている。