スペイン1部バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)の父で代理人も務めるホルヘ・メッシ氏が、フランス1部パリ・サンジェルマンと接触したという報道に猛反論した。

 メッシは昨夏にクラブ幹部と対立し、バルセロナからの退団を希望したものの、移籍金7億ユーロ(約861億円)がネックとなり、最終的にクラブ残留を決断した。ただ来夏には契約満了により、移籍金なしで他クラブに入団できるとあって、マンチェスター・シティー(イングランド)を筆頭に、様々なクラブ名が新天地候補として報道されている。

 そんな中で米メディア「ESPN」は、パリSGが来夏のメッシ獲得に向けて、父で代理人のホルヘ氏とコンタクトを取ったと報道すると、この記事に猛反発。スペイン紙「マルカ」は、ホルヘ氏がインスタグラムを更新し「捏造はやめろ」と書き込んだ上で「フェイクニュース」のハッシュタグをつけたと報じた。

 地元各メディアによると、メッシの年俸は4600万ユーロ(約56億5000万円)と高額であるため、資金力のあるクラブしか獲得できないとしている。来年1月には他クラブとも自由に交渉できるが、バルセロナ残留を含め今後の去就が注目だ。