電撃移籍が浮上したイタリア1部ユベントスのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(35)の意外な新天地候補とは――。

 ユベントスとロナウドの契約は2022年までだが、クラブ側は3100万ユーロ(約38億円)という高額な年俸が財政を圧迫しているため来夏にロナウドを放出して移籍金を得る方針を固めたと複数の海外メディアが報じた。

 スーパースターの動向に注目が高まる中、英紙「サン」米国版は5つの移籍先候補を挙げた。

 まず最初に挙がるのが、古巣にあたるイングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッド。今季は現在14位と低迷しており「レッドデビルズは両手を広げてロナウドを歓迎するだろう」と復帰が実現すればチーム再建の救世主となりそうだ。

 対抗候補になるのがフランス1部パリサンジェルマン。豊富な資金力に加え、フランスリーグでのプレーは未経験だけに新たな挑戦を好むロナウドにとっては格好の新天地と言える。

 3番手は米メジャーリーグサッカー(サッカー)のインテル・マイアミだ。マンチェスターUやポルトガル代表でロナウドと同僚だったFWナニ(33=オーランド)が「数年前、彼は米国で終わるだろうと私に言った。おそらくプレーする」と証言。同クラブのオーナーを務める元イングランド代表のデービッド・ベッカム氏(45)との夢コンビ結成に注目が集まる。

 さらにプレミアリーグのウルバーハンプトンも挙がるが、大穴として浮上するのが中国だ。具体的なクラブ名こそ挙げていないが、以前に年俸9000万ポンド(約124億円)のオファーを準備していたとし、スペイン1部バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)とともに中国行きの可能性を指摘した。

 いずれにしても大きな話題となるだけに、スーパースターの動向から目が離せない。