4試合ぶりにスタメン落ちしたスペイン1部ビリャレアルの日本代表MF久保建英(19)のパフォーマンスに賛否が分かれている。

 2日のバリャドリード戦では4試合ぶりにベンチスタートとなった久保は後半19分から途中出場。36分にハーフウエーライン付近からの不用意なバックパスからピンチを招き、39分にはFWカルロス・バッカ(34)からのスルーパスに抜け出してGKと1対1の大チャンスを迎えるも決めきれなかった。

 精彩を欠くプレーに、スペイン紙「アス」は「自陣でのパスミスからバリャドリードにチャンスを与えた。あってはならないミスだった」などと厳しく指摘した。

 一方で、ミスはあったものの積極的に攻撃を組み立てた内容も評価されており「何度もドリブルを仕掛けて、FWパコ・アルカセル(27)には素晴らしいパスを出した」と同紙は2点(最高3点)とまずまずの採点。スペイン紙「マルカ」でも2点(最高3点)とチーム最高タイの評価をしており、約30分の出場時間で浮き沈みの激しいプレー内容だったといえそうだ。