スペイン1部ウエスカの日本代表FW岡崎慎司(34)が〝ジャイアントキリング〟のキーマンになるかもしれない。

 開幕から5試合連続でスタメン出場していたが、3日のエルチェ戦で負傷。「左足大腿二頭筋の負傷で復帰まで2~3週間の見込み」との診断を受け、18日のバリャドリード戦と25日のレアル・ソシエダード戦を欠場していた。しかし、31日のレアル・マドリード戦を前に、スペイン紙「アス」は「岡崎はレアル・マドリード戦で復帰することを目標にしており、予定通り試合に出場しそうだ」と報じた。

 チームは7試合を終え、5分2敗で降格圏の18位に低迷しており、同紙は「彼がいなければチームの輝きは落ちる。岡崎はウエスカにとって単なる一人の選手ではない」と分析。さらに「マークを外し続ける動きや相手ディフェンスへのプレッシャーは、ミチェル・サンチェス監督のプランのカギを握っている。チームは降格圏に転落したので、順位を上げたいと考えている」と伝えた。

 昨季はチームの得点王に輝き、1部昇格に大きく貢献した岡崎。復帰戦で難敵相手にゴールを決め、救世主となることはできるか。