サッカーのフランスプロリーグ機構(LFP)は28日、日本代表DF長友佑都(34)と同DF酒井宏樹(30)の所属する1部マルセイユがホームで開催する予定だったランス戦(30日=日本時間31日)を延期すると発表した。ランスに新型コロナウイルスの感染者が出たためで、ランスによると選手11人とスタッフ7人が検査で陽性反応を示した。代替日は未定。

 欧州では感染拡大が深刻化しており、フランスのマクロン大統領も28日のテレビ演説で、30日から少なくとも12月1日まで外出制限措置を再び実施することを決めた。移動規制が行われるのも確実となり、自国リーグ戦の開催や、国をまたぐ移動が必要な欧州チャンピオンズリーグ(CL)や欧州リーグ(EL)の実施も危ぶまれる状況となってきた。