スペインサッカー連盟は21日、ビリャレアルの日本代表MF久保建英(19)が18日の第6節バレンシア戦で受けた2枚目のイエローカードを取り消したことを発表した。その上で1枚目について180ユーロ(約2万2000円)の罰金を科すことも決めた。

 久保は同試合の後半27分に相手の顔面を蹴って1枚目のイエロー。アディショナルタイムには相手選手にスライディングタックルを浴びせ、2度目の警告でプロ初のレッドカードを受けていた。

 だが、同連盟の競技委員会はクラブから提出されたビデオ映像などをもとに検証した結果、2枚目のイエローの場面は久保が先にボールに触れており、その後に相手に接触したと確認。プレーの流れで相手への接触は避けられなかったと判断された。

 これで久保は次節25日のカディス戦に出場可能となった。