サッカーの欧州ネーションズリーグが13日に各地で行われ、リーグA4組では、ウクライナがスペインを1―0で下し、金星を挙げた。

 序盤からスペインペースで試合は進んだが、得点を奪うことができない展開が続く。逆に後半31分にカウンターからピンチを作られると、MFビクトル・ツィガンコフ(22=ディナモ・キエフ)が値千金のゴール。一瞬のスキを突かれたスペインが手痛い敗戦を喫した。

 試合後、ルイス・エンリケ監督(50)は、スペイン紙「マルカ」に「ゴールを決められなければ何も起こらない。我々は彼らを倒すためのチャンスを作っていたが、パニックモードになった。我々がはっきりとコントロールできている試合だった」と語るなど、悔しさの残る一戦となった。

 また、同組のもう1試合は、ドイツとスイスが対戦。3―3で引き分け、勝ち点1を分け合った。