南野・リバプールがまさかの7失点 57年ぶりの屈辱

2020年10月05日 11時00分

6失点後に落胆する南野㊥ら(ロイター)

【英国・バーミンガム4日(日本時間5日)発】欧州サッカー界に衝撃が走った。イングランド・プレミアリーグ第4節、日本代表MF南野拓実(25)が所属するリバプールは敵地でアストンビラに2―7で大敗し、今季リーグ戦初黒星。英国メディアによると1試合で7失点するのは1963年以来57年ぶりの屈辱となった。

 歯車が狂う“予兆”はあった。3トップの一角のFWサディオ・マネ(28)とMFティアゴ(29)が新型コロナウイルスに感染して自主隔離となったために欠場し、GKアリソン(28)も練習中のケガで不在。今季無敗と好調のアストンビラはその隙を突いた。

 前半4分、アリソンの代役GKアドリアン(33)がバックパスの処理を誤って早々に失点。22分にも追加点を許し、33分にFWモハメド・サラー(28)のゴールで1点を返したが、その2分後に失点すると、39分にもゴールを割られた。

 1―4で迎えた後半開始から南野がピッチに送り込まれたが、流れは変わらず。10分に5点目を奪われると、15分のサラーの2点目も焼け石に水。21分、30分にも失点し、南野は屈辱的な形でクラブの“黒歴史”に立ち会ってしまった。

 試合後、ユルゲン・クロップ監督(53)は地元メディアに対し「相手が素晴らしかった。我々はミスが多かったし、適切な守備もできなかった」と完敗を認めた。「以前に『我々は歴史をつくりたい』と言っていたが、これは間違った歴史だ」と神妙な面持ち。国内では「ホラーショーだ」という報道もあり、前シーズン王者のまさかの敗戦は大きな波紋を広げそうだ。