スペイン1部ビリャレアルの日本代表MF久保建英(19)が3日、アウェーのアトレチコ・マドリード戦で後半40分から出場した。試合は0―0の引き分けに終わった。

 リーグ開幕から5戦連続後半途中出場となった久保は、与えられた時間でドリブルで仕掛けるなどアピールを試みるが、見せ場をつくれず、無得点に終わった。

 スペイン紙「マルカ」によると、試合後のウナイ・エメリ監督(48)は久保について「彼は経験を積み上げている段階。昨季1部でプレーし、今季はもう一段階上のテップを求めている。今はその過程にある。今日は(スタメン)11人がうまく機能していたので選手交代は簡単ではなかったが、試合に勝つために、久保とサム(サムエル・チュクウェゼ)を投入した」と語った。