イタリア1部ローマが、大きなミスを犯してしまった。ベローナとのリーグ開幕戦(19日)で登録外選手を起用したため、スコアレスドローに終わった一戦が没収試合となり、0―3の敗戦扱いとなった。

 7月17日に23歳の誕生日を迎えたローマのギニア代表MFアマドゥ・ディアワラは、この試合に先発。後半44分までプレーしたが、25人まで登録できる22歳以上の選手リストに登録されておらず、22歳以下登録のままになっていたという。その結果、規定違反とみなされ、処分が下された。

 この決定にローマ側はミスを認めた上で、22歳以上登録の枠に空きがあったことからディアワラの登録がそのままであっても、自チームには何ら有利に働かないと主張。敗戦扱いに異議申し立ての姿勢を示している。