ビーレフェルトで結果を出せなければ堂安の格上クラブへの道は険しい

2020年09月16日 11時00分

堂安律

【前園真聖 ゾノの焦点】ドイツ1部ビーレフェルトに移籍した日本代表MF堂安律(22)は、デビュー戦となったドイツカップ1回戦(14日)は連係不足もあって存在感を示せませんでした。次戦はリーグ開幕戦(19日)で元日本代表MF長谷部誠(36)らが所属するEフランクフルトと対戦しますが、今季はエース級の活躍が不可欠ではないでしょうか。

 ビーレフェルトは今季1部に昇格したばかりで、所属していたオランダ1部PSVアイントホーフェンと比較してもチーム力はさほど高くありません。そんなクラブに加入した堂安は即戦力であり、求められているのは結果です。試合に出るのは当然として、中心選手としてチームをけん引しなければなりません。

 まずは堂安の魅力の一つでもあるドリブルから局面を打開できる力を最大限に発揮すること。昨季はPSVで出番を失い、少し評価を落としていますが、本来のパフォーマンスができればゴール量産も可能でしょうし、チームを勝たせることもできます。もちろん、それだけの実力がある選手です。

 逆に成果を上げられなければ、来季PSVに戻っても定位置をつかむのは困難で、さらに格上クラブへのステップアップも難しくなるでしょう。状況は本人もわかっていると思いますし、その覚悟を持ってドイツ移籍を決断したはずです。シーズンを通して高いレベルを発揮し、自身の道を切り開いてほしいです。