ドイツ1部ビーレフェルトに加入した日本代表MF堂安律(22)が公式戦デビューを果たした。

 ドイツカップ1回戦(14日=日本時間15日)の4部エッセン戦に4―3―3布陣の右ウイングで先発し、積極的に攻め込むものの、前半33分に先制を許す苦しい展開。堂安が中盤まで下がってパスを受けるも敵のマークに苦しみ、うまく攻撃を組み立てられなかった。

 後半には右サイドからゴール前にクロスを上げるも、最後は味方がシュートをミスした。決定機をつくれないまま後半33分に交代し、チームも0―1で敗退。ほろ苦デビューとなった。

 2部ハノーバーに移籍した日本代表DF室屋成(26)も、デビューを飾った。ドイツ杯1回戦の2部ヴュルツブルク・キッカーズ戦で、トップ下を務める同MF原口元気(29)とともに右サイドバックで先発すると、後半14分に室屋のアーリークロスを起点に最後は味方が押し込んでチーム2点目を演出するなど、フル出場で3―2の勝利に貢献。チームは2回戦に進出した。