メッシVSバルサ 移籍金875億円巡るドロ沼〝大銭闘〟開戦

2020年08月26日 14時05分

退団報道のあったメッシ(ロイター)

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)が25日(日本時間26日)に所属するスペイン1部バルセロナに退団する意向を伝えた。アルゼンチンメディア「Tyc Spоrts」や地元紙「アス」や「マルカ」など各メディアが一斉に報じた。

 弁護士を通じ、2021年6月末まで残るバルセロナとの契約を解除するとファクスで通告し、バルセロナも正式な文書が届いたことを認めているという。

 契約書の中には毎年6月10日までにメッシ側が一方的に契約を解除できる条項があり、すでに期限を過ぎているものの、新型コロナウイルスの影響でシーズン日程が大幅に変更されたことを理由に権利を行使できると伝えている。本来ならば退団し、他クラブへ移る場合、7億ユーロ(約875億円)もの移籍金が設定されているが、契約解除となればフリーで移籍が可能となる。

 とはいえ、これだけのスター選手をタダでというのは、バルセロナ側が納得しない。バルサ側は契約書の中身からフリー移籍を避けられるとみており、ブラジル代表FWネイマールがバルセロナからフランス1部パリ・サンジェルマンに移籍した際の2億2200万ユーロ(約277億5000万円)という過去最高額を超える移籍金を得たい考えという。

 気になる移籍先については、早くも争奪戦ムードだ。英「BBC」は、恩師ジョベップ・グアルディオラ監督(49)が指揮するイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティー入りが最有力と報道する中、資金力のあるチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドら英国勢を筆頭にフランス1部パリSG、イタリア1部インテルを候補に挙げた。

 ネット上ではバルセロナ化を目指しているJ1神戸入りを待望する声が高まっている中、欧州以外では米メジャーリーグの各クラブや母国アルゼンチンのニューウェルズ、中東クラブ入りする可能性が各メディアで伝えられるなど、報道は過熱するばかり。果たして世界ナンバーワン選手はどこに向うのか。