香川真司にスペイン1部昇格のカディス移籍急浮上! ウエスカで岡崎と〝Wシンジ〟結成の可能性も

2020年08月18日 05時15分

移籍先が見えてきた香川

 スペイン2部サラゴサの元日本代表MF香川真司(31)に同1部カディス移籍が急浮上した。プレーオフ1回戦のエルチェ戦で奮闘及ばず敗れ、チームは1部昇格を逃して今シーズン限りでの退団が濃厚。来季の去就が注目される中で、1部昇格を争ったライバルクラブが〝日本の10番〟をリストアップしているという。

 昨夏に2年契約でサラゴサへ加入した香川は今季4ゴールを挙げたものの、チームが1部昇格を逃したことから退団は濃厚とみられる。来季に向けた去就が注目されるが、スペイン紙「アス」は米メジャーリーグサッカー(MLS)やカタールに移籍する可能性を指摘し、さらに一部ではJリーグ復帰も報じられるなど、様々な選択肢が挙がっている。

 そんな状況下で香川に大注目しているのが15季ぶりに1部昇格を決めたカディスだ。欧州事情に詳しいJクラブ関係者は「香川はスペインでもまだまだ引きはある。2部はもちろんだが、1部でも昇格クラブが動く可能性がある。特にカディスは日本市場の開拓に積極的で日本人選手をどうしてもほしがっている」と指摘した。

 負傷もあってリーグ戦ではいまひとつの出来だった香川も、プレーオフでは存在感を発揮。「マルカ」や「アス」紙などスペインの有力メディアが揃ってチームトップの評価を与えるほどで、健在ぶりをアピールした。スペイン2年目となる来季はさらなる活躍が見込めるため同国内の複数クラブが獲得に動くと見られる中、カディスが本腰を入れているという。

 過去に日本人選手が所属したことがなくなじみは薄いものの、カディスは日本市場の開拓に積極的。今年に入って日本に拠点を設置し、ツイッターやインスタグラムなど日本語の公式SNSを開設した。今後は日本でサッカー教室や選手発掘を実施する方針も決めており、他のクラブに比べて日本人獲得に高い意欲を示している。

 そこで香川を獲得できれば手薄な戦力の補強になると同時に、日本代表を長年けん引してきた10番の人気も得られる。カディスにとっては一石二鳥というわけだ。もちろん、香川にとっても念願だった1部クラブからのオファーとなれば渡りに船。チームは昇格を逃したものの〝個人昇格〟を果たせるかもしれない。

 また、同じ昇格組で盟友である元日本代表FW岡崎慎司(34)が所属するウエスカも香川の獲得に興味を示しており〝Wシンジ〟の共闘にも期待が膨らむ。さらに昨夏に香川獲得を検討していたベティスやセルタもチームの再建のため、再び香川に白羽の矢を立てる可能性があるという。
 
 来季はどこでプレーするのか。条件面やEU圏外3枠の問題もあり、まだ不透明な部分もあるが、香川の動向から目が離せない。